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2008年7月 5日 (土)

日本企業に必要なこと

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今日はウチの監査法人の創立記念日ということで、お休みでした。

平日にゆっくりまったり過ごしていると、色々なことが思い出されてきて、

色んな人に会いたくなります。

感謝を告げたい人、謝りたい人、一緒にもう一度遊びたい人、顔が見たい人。

ところで一昨日、ウチの監査法人でWWN(ワーキング・ウーマンズ・ネットワーク)という

働く女性のために色々な活動をしている法人内組織の総会がありました。

基本的には男が参加しない(しにくい)会ですが、勝間和代さんの講演があることと、

男がそういう活動を知らないと意味がないとの思いから、参加させていただきました。

(無理をきいていただき、ありがとうございました。)

勝間和代さんの得意とする分野は非常に広く、ある分野で「よし、近づいた」と思っても

すぐに裏切られるという繰り返しです。

一昨日もそうでした。

働く女性を後押しするために(少し違うかな?)講演をなさるときの勝間さんのお話は、

また違った側面を見せられました。

主には「会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール」に書いておられる

内容をよりリアルに語っていただいたわけですが、

働く女性のために我々男性はどうしていけばよいのか。

それを教えていただきました。(というか自分がシドロモドロ質問して、お答えしていただきました。)

男性から見れば残念ながら女性の仕事に対する時間的貢献可能性は低く、

女性は時間的弱者です。

身体も総じて男性より10%ほど弱いと聞きます。

その時点でフェアでない。

この事実から目をつぶるのではなく、しっかり理解し、その上で企業から必要とされること。

そして、男性は働く女性を、企業が必要な人材に育てること。

男性と同様にしっかり叱ること。

美しい理念も汚らしい現実も、しっかり教えてあげること。

必要以上に擁護しないこと。

働く女性を甘やかすことで、どんどん企業から不必要な人材となっていってしまうことを理解する。

女性の方が得意なことというのは数多くあります。

一般的に言われているのは、気配り、バランス感覚、発見力、等々ですが、もっともっとあると思います。

日本企業の上層部はほとんど、というかほぼ男で占められています。

ここに女性が割り込むことのメリットは計りしれないと思います。

実際、企業の男女比率として、女性比が高い会社ほど業績が高いと聞きます。

時間的、身体的ハンデを考慮して、その上で企業のために女性の働きやすい風土、システムを構築

していくべきですね。

ある分野では男性を凌駕すると分かっているのに女性を活用しないなんて、冷静に考えて賢いやり方ですか?

個人的事情で残業好きな人は、他人にも残業を強います。

残業を強いられてきた人は、後世にも強います。

時間的弱者が外資系に逃げていくのは、当然の流れですね。

僕にはまだまだ小さいことしかできませんが、

それでも変えていきたい。

女性のためじゃない。

日本のためでもない。

自分のために。

本当に。

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コメント

トラポコさん、こんにちは。

勝間さんの講演を聞けるだけで羨ましいのに、質問まで出来るなんて本当凄い!
いいなぁ。

投稿: りょん | 2008年7月 5日 (土) 12時44分

りょんさん、こんにちは。

勝間さんは芸能人じゃないので「質問できる」こと自体に価値はありませんが、自分の知的ニーズを一つ、高尚な方に「満たして」いただいたことがすごく嬉しく思います。

本で読んでも、本人に話してもらっても、勝間さんの価値は変わらないように感じました。
これってすごいことで、いかに本で書かれてる内容が飾らずかつ分かり易いかということです。


投稿: トラポコ | 2008年7月 7日 (月) 17時59分

トラポコさん、こんにちは。はじめまして。同業者のけめこです。
久々の平日休み、私も満喫してます。まったりと。
トラポコさんのあくなき向上心、今の資格に甘んじてた自分への手痛い鞭になります。ニンジン食べつくしちゃったので、そろそろ鞭打たれて疾走する時間です!

ちょっと日付が前ですが、この記事のトラポコさんのお気持ちが女性としてすごく嬉しくておじゃましちゃいました。

身体的ハンデ。そのとおりです。出産や本来の身体的強度のほか、あまりあからさまに言葉に出されないですが、生理痛の理解も今後広まってほしいと切に願っています。
軽い人はなんでもないのですが、人によって本当に深刻です。
私も含めひどい人は背中や腰の痛み・頭痛・吐き気などで立っていることすら困難なこともあります。
にもかかわらず、月に一度認められているはずの生理休暇はほぼ有名無実です。
特に会計士はアサイン中に抜けることはまず不可能ですし、また、申請は男性上司にしなければならないことが多く心情的に取れない女性がたくさんいます。
たとえ取れたとしても、症状が軽い時は当然出勤するため、では前回はさぼったのか?という理解のなさも、なかなか女性側から説明するのは苦痛です。
また、同じ女性でも症状が出ない人にほとんど理解されないのも辛いところです。

非常に優秀なのに、人の目を気にせず休めるから、という理由で非常勤になったという残念な例を聞いたことがあります。
一方で「(女性が生理休暇を取るのを)半分は怠け病だと思っていたが、結婚して妻が非常に症状が重く、当時の部下を理解してやれず申し訳ないことをした」と言う先輩がいます。
組織として、そのように苦しんでいる女性に精神的苦痛なく快適な業務環境を提供してもらえることも、女性が非常に心強く感じられることだと思います。
ソフト、精神論も必要ですが、何はともあれまずハード。これは最低ラインだと思っています。
その上で9割の時間で10のパフォーマンスを出す知恵が女性にも必要になってくると思います。
でも、まず「生理休暇」というナマナマしい表現をなんとかしてほしいですねー。労基法の言い回しか何か知りませんが(笑)。

なかなか声高に言えないことが書けてすっきりしました!
私もこれからどんどん向上していきます!!

投稿: けめこ | 2008年8月19日 (火) 13時57分

けめこさん
コメントありがとうございます。

そして長ったらしい文章を読んでいただきありがとうございます。

勝手ながら、お返事は記事の方でさせていただきますねsun

投稿: トラポコ | 2008年8月20日 (水) 02時03分

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